マルコと銀河竜 体験版感想
お久しぶりです。
面白そうなノベルゲーの体験版が出たのでとりあえず書いてみようかと思いました。
今回は株式会社TOKYOTOONより
マルコと銀河竜
について書きたいと思います。
聞いたことがない会社だったので調べてみると
アニメ「ノラと皇女と野良猫ハート」を
制作したところみたいですね。
この記事には体験版までの内容が含まれているので
未プレイの方は注意してください。
ちなみにフルオートで進めて約3時間ほどでした。
目次
見どころ
この作品の見どころといえばやっぱり
アニメーションでしょう。
体験版冒頭で約5分のカートゥーンなアニメを見ることができます。
さらに体験版途中でもまたアニメーションが入ります。いやいや凄すぎますね。
アニメーション以外でもCGの数がとても多く、アニメーションが入るまでの数分の間に約10枚ものCGがあります。(差分を除く)
CG自体は体験版だけで約200枚(差分、使いまわしを除く)以上となっており、原画担当の大空樹さんがどれだけ凄い方なのかがわかります。
ストーリーに関してはやはり、はとさんらしさ、勢いの強さがあり、サクサクと読むことができます。
ストーリー
舞台は地球、それも日本、シラス台地で有名な九州…ではなく宇宙。
宇宙にはたくさんの生命体が存在しているがその中の一つ、アスタロトの一族が銀河を支配しようとしていた。
主人公マルコとアルコは生計を立てるために各地で泥棒(トレジャーハント)をしており、その際にトカゲ石を手に入れることによりアスタロトの一族から追われることとなる。
そしてマルコは探している宝物を見つけるために地球に訪れていた。
登場人物
マルコ cv井澤詩織
アルコと共に旅をしている少女。
この物語での主人公を務める。
目つきが悪いが性格は気分屋さんである。
泥棒(自称トレジャーハンター)で生計を立てている。
直感が鋭いところがあるがいつもお腹を空かせている。
小さい頃はピアノを演奏していたが人攫いに合い、母親と離れ離れになってしまった。そのため母親を探しながら旅をしている。
アルコ cv吉田有里
マルコと一緒に旅をする竜。銀河に一匹しかいない稀少な竜…らしい。
いつもハラペコであるが、食事をすることで人型になることができる。普段はミニドラゴン姿
人型を維持している時は頭が働いているのか物知りであり、知的になる。
逆にお腹が空いてミニドゴラン姿の時は大幅に思考能力が落ちていると思われる。
マルコの拾い親であるが、今ではマルコが成長したため立場は逆転しているようにも見える。
マルコを食べる約束をしているため、誰かにマルコを取られそうな時は本来の竜の姿に戻り怒る。
ハクア cv石見舞菜華
銀河を支配するアスタロトの一族の娘。
物静かではあるが、喋らないだけで感情がないわけではない。
苛められることにより力を高めることができるドMタイプ。
親のことをあまり良く思っていない節がある。
体験版でよく話に関わっていたのはこの三人です
他で印象に残った人物
テラ・イセザキ cv内山夕実
生徒会長であり、重工会社の令嬢。
途轍もなく悪運が強いがアホの子。口を開く度に残念だと思わざる得ない。
好奇心に勝てず怪しいものを買ってしまったりといつも妹を困らせている。
しかしその悪運の強さでセレブになったという謎のアホの子。ちなみに巨乳。黙っていればただの美人なのに…。
ちなみに妹はリアリストであるため、財政の決定権は姉ではなく妹が持っている。(姉としての尊厳はない)
スタッフ
ちなみにライターはノラととより引き続き、はとさん。絵師さんも同じく、大空樹さん
声優陣に関してはほとんどの女性声優が最近活躍され始めたばかりの人で驚きでしたね。プロだからか当たり前かはわかりませんが、かなり上手でした。
感想
シナリオライターがノラと皇女と野良猫ハートと同じはとさんなので、前作のノリと勢いで全てを押し流していく力は健在でした。
ノラととと違う点といえば猫のお考えのようなショートコントがないことでしょう。しかし、その分面白いネタと勢いがありストレスなく楽しく読むことができました。
キャラクターデザインですが、ノラととではヒロイン全員巨乳!!ってことでインパクトがありましたが、今回の主役二人は貧乳です。敵役のハクアも貧乳なので原画の大空樹さんやはとさんが巨乳好きというわけではないみたいですね。
ただノリと勢いだけの作品ではなく、「母親」というのがキーワードとなっております。
マルコは小さい頃に母親から引き離された影響か(それともアルコの影響か)母親については一切覚えていません。
そんなマルコですが、やはり母親がどんな人だったのか気になるんでしょうね。母親を探しに銀河からわざわざ地球までやってくるんですから。
ノラととでもパトリシアが生きるということについて学んでいったようにマルコも母親とは何か、と学んでいくような、ただのギャグゲーではない予感が…するといいなぁ…。
余談ですが、セラ・イセザキの妹ラッカ・イセザキが最高に可愛い