9-nine-そらいろそらうたそらのおと
先週の金曜日に出た「ぱれっと」の新作。
この作品は一人しか攻略できない代わりにお値段はロープライス。
やったね!好きな子攻略できるよ!ということで私はepisode1を吹っ飛ばしてep2を購入。仕方ない、声で魅せられたからね。最高だぜ!砂羽さんって!
さて9-nine-は異能力物であり、異世界から流れてきたアーティファクトによって一部の人間が異能力を手にする話です。残念ながらバトルパートは少な目。しかも根性で解決するような話…oh…
ということで、今回は主人公の実妹、新海天(にいみそら)のお話です。
あらすじについてはぱれっと公式HPにて120秒でわかる9-nine-ここいろ!を見てね!
この手のお話は基本的に最初から好感度MAXで実は義妹なの…という話が多いです。今回は最初から好感度MAXではあるが、義妹ではなく実妹!お兄ちゃんと戯れようとする妹とそれをうざいと思いつつきちんと構ってあげる兄のいちゃつき具合をご覧ください。
『成り行き』
学校の火事から妹を救った主人公、元々一人暮らしをしていましたが、妹にごり押しされて家に転がり込まれてしまいます。そして妹ちゃんはなんとかして兄の気を惹きたいと思い、ケツを見したり、全裸でお風呂に突入してきます。主人公はそんな妹に劣情を抱く…わけではなく、自分の兄としての教育がなってなかったと反省するのでした。
『異能力』
本題の異能力、妹ちゃんはなんと認識力を操作する能力、自分でも相手でも物でもそこにある、という認識力を操作することによって、自分を疑似透明人間にしたり相手をこの世に存在しない、ということにできるという能力でした。しかし異能力には共通してデメリットがありました。それは能力を使用しすぎると精神が不安定になり、欲望に忠実なったり、能力を制御できなくなることでした。妹ちゃんも能力を使いすぎ、今まで抑えてた(冗談と仄めかしてとっていた)スキンシップを開放し、1日中べたべたするようになりました。さらにその症状は加速しついには自分の存在を徐々に希薄にしていってしまうようになりました。精神的に参ってしまった妹ちゃんはどうせ消えるのなら大好きなお兄ちゃんと恋人となって抱かれて消えたいと兄に乞うのでした。
兄はそんな妹を見て、まだ生きたいと思うように生きる理由を与えるのでした。精神的に救われた妹ちゃんはなんとか耐えきり能力を失う、という形で自分の存在を保つことができました。
大好きなお兄ちゃんにまたも救われた妹ちゃん、そりゃ好感度MAXを超え、気持ちを抑えきれなくなるのでした。めでたしめでたし
感想
結構伏線が多かった割にはそれほど回収してない部分もあり、やっぱりep1をやらないとすべてはわからないのか…?と思うとこもあり(なのでポチりました)ヒロイン数的に残り2名+αあるので、これから伏線を回収するのかもしれない。それでも1年で1本…それも1人か…
あ、Hシーン、動きます。そのせいか文章的には短め。いや、動くってすごい。割とギャグが目立ってた気がする…
この作品のここが魅力
さきほどもいったとおり、声がとても良く、兄と妹の気さくな関係がとっても魅力的である。天真爛漫な妹に基本的に振り回される兄だが、時には冷たい反応を返し、突っ込ませるところが微笑ましかったです。でもやっぱり一番は声ry
現実は非情だけれども、この妹は面白くてとても可愛い妹でした。